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満月の写真

2017年3月から、満月の写真を撮り続けています。
機材は 305mm反射 f.l. 1958mm 直焦点, カメラは Nikon D750.
満月の時分に合わせて撮る というのが目標ですが、その時 月は地上にないとか、
悪天候で諦める等々の事情で、満月から2日以上外して撮ったというのもあり、
不揃いの感は否めません。

満月の見え方の違いは、距離の違いによる 大小 と、首振り運動による 模様の
偏りがその代表です。
こだわりを持ったのは、黄緯による月面両極の見え方の違いです。
「黄緯」というのは、黄道座標上の緯度で、日食、月食の時がゼロです。
掲載写真に月食直前が含まれていますが、両極とも平坦な写りになっています。

満月を並べるにあたり、注意したのは画像の向きで、各々「上」は黄道の南極です。
大きさは各々 元画像の半分に縮小しています。

写真に記したデータは、
年月日, 時分 (JST), 月齢, 満月との時間差( - は満月前 + は満月後), 黄緯.

1512sr.jpg1525sr.jpg1539sr.jpg

1566sr.jpg1574sr.jpg1589sr.jpg

1594sr.jpg1598sr.jpg1601sr.jpg

1606sr.jpg1623sr.jpg1636sr.jpg

1677sr.jpg1683sr.jpg

幸い1年以上続けてこられましたが、とりあえず2018年 夏 までが目標です。


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2016/04/29 QHY CCD で 月面拡大

* 2ヶ月余り前ですが、月面拡大撮影を試みました。
* 急ぎでないもの後回しで、忘れたころの画像処理でした。

305mm F6.5, 拡大レンズ XP24 で、03/28の惑星と同じシステム。
画素は全面使用で、2560 x 1944ピクセル。
露光を惑星並みの45秒にしたところ、フレーム数は150余り。
スタック50%なので採用したフレームの数は80弱です。

月齢 22.3

moon04-29-1.jpgmoon04-29-2.jpg
moon04-29-3.jpgmoon04-29-4.jpg
moon04-29-5.jpg

撮影時の地平高度が36度と低く、眠い仕上がりです。
もう少し高い月を狙うこと必要ですが、フレーム数は如何ほどにするか等
課題は多いです。

2016/03/28 木星撮像 その2

惑星をビデオ撮りする観測者は圧倒的多数がバーローレンズを使用するのですが、
私は以前から使用していた 拡大投影レンズ XPシリーズ (PENTAX) を選択しました。

DSC_1308.jpg

バリチューブは本来 拡大率を上げる道具ですが、XP が Cマウントアダプター に
当たってしまうので、どちらかと言うと、当たるのを避ける為にバリで空間を確保
しています。

主砲接眼部に取り付けたら、こんな感じです。

DSC_1302.jpg

カメラ本体が軽いので、接眼部からの出っ張りはあまり気になりません。

制御ノートパソコンを含めたら、こんな様子です。

DSC_1303.jpg

そして夜、あっさり快晴。RS (大赤斑) が見える角度にいるから急いで準備して
撮りました。

J20160328.jpg

ここからの2枚はクリックすると原寸サイズが現れます。

時刻表記は UT.

画像の大きさから合成焦点距離を求めると 約4190mm で、目標どおりの拡大が
得られました。
因みに、XP は他に XP14 と XP8 を試しに使いましたが、大き過ぎて不適格でした。

写真の右側は約3時間後。シーイングが良くなって、これは期待以上のデキです。

さらに3時間後、火星と土星の初撮りも試みました。

ms20160328.jpg

土星はやはり暗く、ブツブツ感があり、これ亡くさなきゃ後の処理に問題があり、
簡単ではありません。

まぁ、しかし、これでやっていけそうな感覚得られたのは幸いです。

2016/03/26 木星初撮り

よく晴れて、九条観測所の主砲 久々の出番です。

直焦点 (f.l. 1958mm) で撮りました。

choku.jpg

左は1コマ撮り (QHYカメラの用語では 「スナップ」),
右は動画から静止画像を起こしたもの。
約3000フレームですが、フリーソフト RegiStax 6 は短時間で難なく
仕上げてくれました。

あり得ないと言えば、この画像 北が上 です。
模様見ずに慌てて仕上げなきゃならないワケは特になかったのですが ...

画像になった木星の大きさは私の以前の作より僅かに小さい。
若干の拡大が必要であること わかりました。

2016/03/25 ノートパソコン届きました

激安ノートパソコン届きました。

DSC_1303.jpg

Lenovo S21e, ひかりTVショッピングで お値段は 21,800円。

はっきり言って小さ過ぎ。キーボードはいいとしても、モニタの文字が小さくて大変 !!
QHYカメラ の専用アプリは何の問題もなくインストールできました。

夜になってから、とりあえず何か撮ってみよう... で、
ご近所のコインパークの看板を狙いました。
レンズどれ使おう? としばし悩んで、選んだのは 6cm屈折 f.l. 420mm.

02-13-19-211.jpg

ゲインのバーを上げると目標物捉えたのがわかり、ピントおおまかに合わせて
初めて撮ったのがこの1枚です。
写野が狭角で難しい... と感じていたその時、月が雲間から見えている。

22-34-05-157.jpg

420mm の望遠レンズだから、月全面撮れるはず...
と調べたら、答えは簡単。小さなビデオチップながら、チップ全面使ったら案の定
月全面撮れました。

22-42-56-574.jpg

そして、ビデオ録画。

22-40-49-374-tcs.jpg

画像処理して静止画像に仕上げたのは後日です。
420mm望遠レンズは三脚固定で、月は動いてやがて写野から去るのですが、
ソフト (RegiStax, これはフリーソフトでおまけの専用アプリではない) は
位置が変わっていく月を 気にもせず、合成してくれました。


2016/03/21 QHY CCDカメラ 届きました

1996年から約20年使った 冷却CCD が老朽化でいつ壊れてもおかしくない状況で、
とうとう新しいシステムに乗り換えることになりました。
ネットで 天文ハウスTOMITA に注文して 二日で到着しました。

DSC_1296.jpg

驚くほど小さくて、軽い。 (ダンボール箱の横幅20cm)

DSC_1297.jpg

本体の缶ボックス, 取扱説明書2綴, 専用アプリのCD-ROM.

DSC_1298.jpg

缶を開けると, 本体の他, ケーブル2本.

DSC_1299.jpg

右が本体, 左はアメリカンサイズ・スリーブに差し込む延長チューブと
便利なストッパー・リング.

ウチにある ノートパソコン(Windows XP) で始めてみようとしたけれど、
これが条件付きで、専用アプリのインストールができない。
** 原因不明ですが、XP の通信機能が壊れていて、
** 必要なファイルのダウンロードが不可でした。
仕方なく、激安ノートパソコンをネットで注文。

2012/06/06 金星の日面経過

8年振りの金星日面経過が見られました。

8年前は厚い雲に覆われたままで終わり、今回も東日本では雲が多く、
梅雨の始まりと概ね一致するこの時季の現象は簡単に見られるものではない。
京都では、ここぞというタイミングで雲に覆われ、特異現象には迫れなかった。
しかし、太陽の直径の30分の1という大きな黒い金星を見ることができたのは
幸運である。

現象のデータ - 京都  (天文年鑑2012年版)

第1接触 07:10:57
第2接触 07:28:34
食の最大 10:29:53
第3接触 13:30:14
第4接触 13:47:39

撮影器材:
上の2枚は105mmEDHF(PENTAX), 他はFC-100N(タカハシ)
Nikon D300

向きはいずれも南が上です。

3768.jpg3789.jpg
フィルターはKenko ND100000, 口径57mmに絞る.

ven13.JPG
フィルター, はじめの6コマはFuji Film ND3.0,
7コマから後はKenko ND8 + ND8 + ND8, 口径70mmに絞る.

No1-No2.JPGNo3-No4.JPG
左は第1接触 ~ 第2接触, 右は第3接触 ~ 第4接触.
ちょっと面白い見え方しているのは左の下から5コマめ。
金星の縁のところで太陽の縁が膨らんでいるように見える。

3801.jpg
フィルターシステムを中間辺りで変更したのはピントに問題ありと判断した為。
終了近くにはシーイングもある程度回復して、黒い金星と黒点を並べて撮ることができた。

2012/05/21 金環日食

鹿児島~水戸を結ぶ国内の広い地域が対象となった日食。
九条観測所(京都市)は北限界線に近く、金環の時間は短めであるが、
太陽と月の縁がすれすれという面白い光景を体験できた。

データ (天文年鑑2012年版)
京都では、
食の始め    6時17分41秒
金環食始め   7時30分21秒
食の最大    7時30分36秒
金環食終わり 7時30分50秒
食の終わり   8時55分18秒

天候は写真が示すとおりだが、食の始めの頃、雲量6~5。
7時頃には雲量2以下、しかも高層雲だけで、
観測条件は全般で「良好」だった。
但し、シーイングは2/5もしくはそれより悪く、
今回、いちばん重要な要素だと考えていたピント合わせに
問題があった。
結果は、二日前の月を撮影した時の合焦位置をそのまま
採用した。
撮影のインターバルが概ね4分なので、ピント再調整は
必要であったと思われる。
最下段にスケッチを揚げたが、ジャスピンならばこれに
近いイメージが得られたはずである。

撮影器材:
口径10cm屈折(焦点距離1,000mm) + 1.4倍テレコンバータ
Fuji Filter Optical ND4.0 (露光倍数10,000)
Nikon D300
機材関連のページは、
http://kujo-observatory.blog.so-net.ne.jp/2012-05-18


3592.jpg3593.jpg3594.jpg3595.jpg
06:28:10        06:31:01         06:33:18        06:42:44

3596.jpg3597.jpg3600.jpg3601.jpg
06:46:52        06:50:31         06:55:43        06:58:43

3604.jpg3605.jpg3607.jpg3608.jpg
07:02:57        07:06:18         07:10:39        07:14:35

3610.jpg3611.jpg3612.jpg3613.jpg
07:18:00        07:22:14         07:24:19        07:26:03

3614.jpg3615.jpg3616.jpg3617.jpg
07:27:08        07:28:03         07:28:59        07:29:43

3618.jpg3619.jpg3620.jpg3621.jpg
07:29:46        07:29:49         07:29:53        07:29:58

3622.jpg3623.jpg3624.jpg3625.jpg
07:30:04        07:30:08         07:30:11        07:30:15

3626.jpg3627.jpg3628.jpg3629.jpg
07:30:19        07:30:23         07:30:37        07:30:43

3630.jpg3631.jpg3632.jpg3633.jpg
07:30:54        07:30:57         07:31:02        07:31:09

3634.jpg3635.jpg3636.jpg3637.jpg
07:31:12        07:31:19         07:31:24        07:31:28

3638.jpg3639.jpg3640.jpg3641.jpg
07:31:47        07:32:27         07:33:01        07:34:21

3642.jpg3643.jpg3644.jpg3645.jpg
07:36:07        07:38:49         07:42:41        07:46:18

3646.jpg3647.jpg3650.jpg3651.jpg
07:50:21        07:54:33         07:58:32        08:02:15

3653.jpg3654.jpg3655.jpg3656.jpg
08:06:44        08:10:19         08:14:28        08:18:08

3657.jpg3658.jpg3659.jpg3660.jpg
08:22:55        08:26:30         08:30:19        08:34:06

3661.jpg3662.jpg3664.jpg3665.jpg
08:39:12        08:42:16         08:46:05        08:50:16

3666.jpg3667.jpg
08:54:10        08:58:06

sketch.jpg800x700.jpg
10:10 黒点スケッチ(数字は群の黒点数), 縮小版

スケッチは雲の隙間で、完了後は概ね曇天に変わった。
前夜も曇天で、大事な観測時だけ晴れるという
誠に運のいい話であり、貴重な体験ができた。


ピントが良くないため、ベイリービーズは「明るいか暗い」程度に捉えたに
留まるが、繋ぎ合わせてみると月縁を表していることがわかった。
http://www.eclipse2012.jp/team-b/
図面は上記からみつけたもので京都市における見え方が示されている。
また、「月縁は実際よりもかなり誇張」と記されている。

第二接触時
edge_of_moon_2.JPG

第三接触時
edge_of_moon_3.JPG

2012/05/21 金環日食(速報版)

食の始まりの頃、隙間多めの雲に覆われていました。
風は弱く、しかも風向き定まらず。
期待:不安=6:4 くらいの感じでしたが、
その後、雲は次第に減りまして、金環日食を初めて
体験できました。

0521.JPG

左から、金環直前、金環のほぼ真ん中、金環直後です。

ピントは、約一週間の練習中にシーイングいまいちで追求
できないままでしたが、
本番は更にダメなシーイングで、ジャスピン・イメージは
おそらくないものと思われます。

2012/05/21 金環日食に向けて part 2

前回揚げた30cmで撮影するシステムは、ピントの問題が解決できず、
こんどはオーソドックスに10cm屈折で。

2332.jpg

少しは工夫してみようと、鏡筒のフード内に収める形。
フィルターは前回と同様に交換できる仕組みです。
カメラは焦点距離が短い分、Nikon D300に変更。

2333.jpg

正面から見た様子。

2334.jpg

70mm絞りは以前からあったものを再利用。

2336.jpg

机の上で分解。左のパーツの真ん中に紙枠付きのフィルターを置き、
右のパーツを押し込んで固定する。

sketch&image.JPG

テスト撮影の結果は、
ピントはやや改善していますが、スケッチに比べるとやっぱり完敗。

焦点距離は1,000mmで、太陽の大きさはチップに比べてまだ小さい。
1.4倍テレコンを使ってみたい。

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